根管治療。
芝原小学校バス停から徒歩0分。歯のことなら、しらこばと歯科へ。

虫歯の状態が悪くなってくると、虫歯が神経まで達してしまい、神経を取り除く必要が出てきます。その際は、歯の中にある神経が通っている道（根管）内にある神経をすべて取り除き、細菌が溜まらないために殺菌したり、洗浄して綺麗にしたりする一連の治療方法が根管治療です。
通常の虫歯治療（歯を削る）に対して、根管治療は神経を取り除くために難易度が高く、高度な技術を必要とされると言われております。だからこそ、適切な環境・方法での処置や精度の高い医療設備などを活用して、治療精度を高めることが必要になってきます。

きちんと根管治療を行うことで、その後の処置で被せ物を被せた際に長持ちする可能性が高さに繋がります。
また、歯を残すことが難しいと判断された場合でも、当院のように歯科用マイクロスコープを使用した処置の場合、症例によっては歯を残す期間を伸ばすことが可能となります。

根管治療がうまくいくかどうかは、治療精度によって大きく変化します。
だからこそ、根管治療の精度が高いかどうどうかで歯の寿命の長さが左右されます。

当院は、歯の治療を何度行っても歯の違和感や痛みが取れずに困っている方々が多く来院してくれております。
何度も治療を繰り返す理由の多くは、歯科医師がこれまでの勘と経験で治療を継続的に行い、歯が痛む原因を特定できないまま治療を行っている場合がございます。

これまでの歯科業界であれば、医療技術が発展しきれてなかったので、そのような治療方法で成り立っていたが、現在は医療技術も発展して、当院で導入しているような歯科用マイクロスコープを活用して、治療精度が格段に上がっている医院が増えてきました。
ただし、まだまだ歯科用マイクロスコープを導入している歯医者さんも少ないようにお見受けしています。

当院では、肉眼では発見できない虫歯を歯科用マイクロスコープで発見できるため、昔のような歯科医師の勘や経験のみに頼って、治療を進めることがないため、繰り返し治療を行う可能性が低く、精度の高い根管治療をご提供できる環境が整っております。

①歯面を拡大することで、勘や経験のみに頼らず、精度の高い治療のご提供が可能

上記にも記載しましたが、これまでの歯科医師は勘や経験に重きをおいていました。これまでの治療方法であれば、本当の原因を把握することが難しい場合もあるため、本来であれば残せる歯まで治療してしまう可能性もあったと思います。
ただし、歯科用マイクロスコープを活用すれば、肉眼で見るより、歯面がはっきり見えるため、より精度の高い治療のご提供が可能になり、患者様の歯の寿命を少しでも長くできる可能性が上がりました。

②治療の選択肢が増える

従来の治療方法では、原因の特定が勘や経験に頼っていたため、正確ではなかったと思います。
そこで歯科用マイクロスコープを活用すれば、正確に把握できなかったために治療できなかった方法が行えるようになり、治療の選択肢が増え、患者様へ最適な治療のご提供ができる可能性が高まりました。

③何度も繰り返し治療することが軽減できる

肉眼では発見することができなかった虫歯も、歯科用マイクロスコープを活用すれば見落とす可能性が低く、無駄な治療が極端に減り、何度も繰り返し治療することを軽減できます。
また、歯科用マイクロスコープを活用することで細部まで鮮明に確認することができるため、短い時間で治療精度を下げずに治療提供ができるようになりました。

④余計な歯を削る必要がないので、痛みが少なく・治りも早い

歯科用マイクロスコープを活用することで、削るべき歯が確認できるため、自然な歯を最大限残すことができます。
また、最小限の傷口で治療を行えるため、治りが早くなる可能性も高いです。

ラバーダムとは、根管治療を行う際に他の歯から細菌をもらわないために歯につけるゴムのことです。
上記の写真のように、治療する歯のみがラバーダムから出ますので、他の歯から細菌をもらうことを最大限防いでくれます。

根管治療の成功率を飛躍的に上げるためにもラバーダムを活用が重要になります。
ラバーダムを活用した場合と活用しない場合では、40％以上も成功率に差が出るというデータもあります。（ラバーダムを活用しない場合の成功率は50％以下）

海外のヨーロッパやアメリカでは、ラバーダムの活用が必須となっており、活用しない場合は歯科医師免許剥奪という規則もあります。
一方、日本ではラバーダムを活用している歯科医院が少ない状況で、実際にラバーダムを活用している歯科医院は1％くらいと言われております。（活用していても自費診療でしか活用しない場合もあります）

当院では、患者様のご負担や虫歯の再発防止のためにラバーダムを積極的に活用しております。